2011年5月3日火曜日

皮と革、苧麻と亜麻



















男はランチで何を持つ で 
ご報告いたしました 上の画像のモノ!好評です!

名前はまだ無いですが、

6月1、2日の弊社の展示会にて発表いたします。

展示会の場所は前回同様、京都布屋みさやまでいたします。

また詳細はお知らせいたします。























今回は前回お見せしたプロトタイプをもとに
表生地の色や革の色、紐の色、そして縫い糸まで
指示してきました。

革屋さんに行って始めて学んだこと。

それは皮と革の違いです。

『皮』と『革』の違いは何かわかりますか?

ポイントは「鞣し・なめし」という言葉です。
植物タンニン液の入った槽に『皮』を漬け込み徐々に浸透させ柔らかくする。
その工程が鞣し・なめしです。

なるほどだから革辺に柔らかいと書くんですね。

つまり 皮⇒なめし加工⇒革 というステップを踏んで漢字が変化するんです。

知ってましたか?


栃木レザーの証















今回は牛ヌメ革(タンニングレザー)を使用します。
ヌメ革はタンニン槽で約3週間かけなめし、加脂、伸ばし、乾燥させます。
独特な素朴感がのある革です。
たくさんの行程を経て、革『レザー』になるんですね~

そして今回は世界的にも注目されている栃木レザーを使用しています。
先日 ビギンにも載ってました。
今回の地震の影響で大変らしいのですが、頑張ってもらいたいです。



そして今回の主布になる麻。
英語では日本語のような大雑把な『麻』という直訳はできません。、なぜなら・・
Ramieラミー「苧麻」、Linenリネン「亜麻」、Hempヘンプ「大麻」、Juteジュート「黄麻」
4種類あるからです。

このうち衣料用ではラミーとリネンが代表的ですね。


ヘンプ麻 ターコ、タンジェリン、ブラウン















ラミー麻 チェック生成り

















トリエでは今回 ラミー麻とヘンプ麻 を使いたいと思います。

長くなりましたのでまた今度ご紹介いたします。

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